CHANGEがごくせんに勝った？？

ちょっと、以下引用ね

『＜ドラマ視聴率＞キムタク総理「ごくせん」を逆転　「CHANGE」“就任支持率”は22.4%

5月27日10時35分配信 毎日新聞

　26日に放送された木村拓哉さん主演のテレビドラマ「CHANGE」（フジテレビ系）の第3回視聴率は22.4%（関東地区、ビデオリサーチ調べ）で、24日放送の仲間由紀恵さん主演の「ごくせん」（日本テレビ系）の21.1%を抜いたことがわかった。

「CHANGE」は、平凡な教師だった朝倉（木村さん）が、政治家だった父の死を機に選挙に立候補し、総理大臣になるという物語。第3回は木村さん演じる朝倉がいよいよ総理大臣への道を歩み始めるという回で、注目を集めていたが、高い“支持率”となったようだ。

「ごくせん」は、任侠集団「大江戸一家」のお嬢様の「ヤンクミ」こと山口久美子（仲間由紀恵さん）が、問題児ぞろいのクラスをまとめていくという物語で、人気マンガが原作。4月19日の放送開始以来、24％前後の高い水準を記録していたが、やや失速した格好だ。 』

はい、ここまで引用でした。
でも、これ、一言言わせてもらいましょう

この記事では、あたかもガチンコ勝負で「ごくせん」が「CHANGE」に負けたように書かれていますね。

でも、そもそもこれ、比較している視聴率は
ごくせん→第六話
CHANGE→第二話
なんですね

ここに大きなカラクリがあるんです

通常、ごくせんのような、
・一話完結
・予定調和的な内容(最後はヤンクミが悪者をボッコボコ)
といった特徴をもつドラマは、第五話～第八話くらいで視聴率がある程度落ち込むことが多いです。
マンネリ化もそうですし、一話くらい見なくても来週に影響がないというのが大きいようです。
※もちろん、“いつもどうり”の展開ではなくなってくる終盤(九話くらいかな？)からは、また視聴率を取り戻すことが多いです

そんなドラマの第六話とCHANGEの第二話が対決すりゃあ、それは勝つでしょう。
公平にやるなら、(大々的に報道するなら、)ごくせんの第二話の時の視聴率とCHANGEの第二話の視聴率で争う。
これが当然です。

まあもちろん今回のこういう報道も、すべてCHANGE開始日程を遅らせた木村拓哉サイドの人間の思惑通り、もしくは圧力さえかけてこういった記事を書かせたのかもしれませんね
ひどい詭弁、あたかもキムタク人気が復活したかのような報道です。

ぼくはキムタクのドラマは好きですし、俳優としてのキムタクもなかなか優れていると思っています。
それだけに、こういう、キムタクブランドを守るための裏工作みたいなことを行う関係者たちにがっかりです。

なんかキムタク本人もかわいそうですよね

くだらない作戦なんて捨てて、役者としての実力だけで正々堂々と勝負させてあげてほしいものです。
そうすれば、世間のキムタク離れも少しは解消されるのではないでしょうか。